Shimaya sauna
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自宅用サウナ、毎月のコストってどれくらい? ~意外と安くてびっくり~
2025.04.30
自宅にサウナを作り、毎日サウナを楽しみたい! と考える方からの相談で多いのは、「家族を説得する材料が欲しい」というお話です。
家族全員がサウナ好きであれば「自宅用サウナいいね、設置しよう!」とすぐ話がまとまりますが、実際のところはそうでない場合が多いです。
この記事では
- 自宅用サウナの、毎月のコスト (ランニングコスト)
- サウナに通う場合との比較
- 自宅用サウナの初期費用は、元をとれるか?
という3つの観点で情報をまとめました。
ホームサウナを設置したいが、家族の理解を得られるか心配だ…と思う方や、ホームサウナを検討中の方の参考になれば幸いです。

ホームサウナのランニングコスト(毎月)= 電気代
自宅にサウナを設置すると、毎月のコストとしてかかるのはほぼ電気代のみです。
(メンテナンスとして掃除をしますが、洗剤の費用は極めて少額です)
高温にするんだから、エアコンやストーブと同じようにかなりの金額を覚悟しなければいけない…と不安な方もいるかもしれません。
実際、サウナにかかる電気代は大まかに述べると「1回約300円」です。
(思ったより安いですよね)
計算方法
基本の電気料金 (1kWを1時間使用 = 36.6円)
× サウナヒーターのパワー で計算します。
一般的なサウナヒーターは2kW~3kW。ハルビア社のソポ0909(1人用)やソポ1212(1~2人用)は、2.7kWのヒーターを使用しています。
そこで、2.7kW x 36.6円 = 98.82円。
(サウナが1時間で使う電気代)
使用前に温める~使用後に乾燥させるまでを含め、1回で3時間運転すると 98.82円 x 3時間 = 296.46円。1回3時間につき約300円でサウナが楽しめます。
サウナに通う場合の金額
スーパー銭湯などの温浴施設やサウナ専門施設に通う場合と、自宅でサウナを楽しむ場合を比べるとどうでしょうか?
温浴施設の入場料金は、一般的に1,500円~2,000円です。1回あたりの金額を比べると、300円で済む自宅サウナの方が圧倒的に安いです。
ただし1ヶ月間で見ると、温浴施設と自宅サウナでは利用回数が違います。(温浴施設に毎日通うことは考えにくいです)
1ヶ月間の費用
温浴施設 (週1回) = 6,000円~8,000円
温浴施設 (週2回) = 12,000円~16,000円
自宅サウナ (毎日) = 約9,000円
自宅サウナ (週3回) = 約3,900円
計算上ですが、「サウナ施設に週1回通う」のと「自宅サウナにほぼ毎日入る」のが同じ金額となります。
「週1回しか楽しめないサウナが、毎日楽しめる」
「サウナ施設に行き来する時間が不要」
と考えると、サウナを自宅に設置する効果はとても高いと思いませんか?
サウナに通うのとは、比べられない
前の段落では、1ヶ月あたりの費用に着目して「週1回サウナ施設に通う」と「自宅サウナにほぼ毎日入る」が同じと書きました。
中には、「サウナは週1回で十分。別に自宅に設置しなくても…」という方もいるかもしれません。
そんな方には、下の「ホームサウナだけのメリット」を知って欲しいと思います。
ホームサウナだけのメリット
● 好きなときに入れる
(早朝や深夜にも入れる)
● 移動時間が不要
(入りたくなったらすぐ入れる)
● 音楽を聴きながら入れる
(サウナ施設は、音楽や会話は禁止です)
● 自分好みに設定できる
(気分や体調に合わせて温度を調整)
想像していただきたいのですが、サウナで「ととのう感覚」や、サウナの健康効果は週1回よりも毎日入る方がたくさん実感できると思います。
スーパー銭湯などの温浴施設でサウナを楽しむ良さもありますが、自宅にサウナを設置することで得られるメリットは「サウナに通う」ことと単純には比較できないと思われます。
ご家族がサウナ設置に理解を示されない場合は、上の表の「ホームサウナだけのメリット」を伝えると理解を得やすくなると思います。
初期費用の元はどうやったらとれる?
さて、別の観点で「どうやったら初期費用の元をとれるか? (何回入ったら元をとれるか?)」も考えようと思います。
据え置き式のホームサウナ (ドライサウナ) の場合、一般的な価格は100万円~200万円といわれます。(入れる人数により値段は変ります)それと「1回あたりの電気代 (約300円)」を加味して計算すると、
600回入ると、スーパー銭湯1回分とほぼ同じになります。
(600回入ると「初期費用やランニングコストなど全部含めても、スーパー銭湯よりお得」)
自宅サウナにほぼ毎日入る方なら、20ヶ月 (1年8ヶ月)。2日に1回のペースで入っても3年4ヶ月。
ホームサウナの寿命は遥かに長いですから、「ときどき入っても、3年経てば『スーパー銭湯1回分』より安く入れるようになる」と考えて差しつかえないと計算できます。
どんなに低く見積もっても、5年経てば「初期費用は十分に元をとれる」といって良いのではないでしょうか。こう考えると、自宅サウナは「大型のホームシアター」「自家用車」などと同じく設置する価値は十分にあると言えます。

まとめ
自宅にサウナを設置して、毎日サウナを楽しみたい。しかし、家族の理解が… (または、まだ家族に相談していない) という方に向けて、「ホームサウナのランニングコスト(電気代)は、思ったよりも安い」という記事をお届けしました。
ハルビア サウナディーラー 福岡中央では、ショールームにて自宅にサウナをセットしたい方のイメージづくりや資金面の相談を承っています。
お気軽にお越しくださいね。