Shimaya sauna
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「サウナあり」で施設の価値はどれだけ変わるのか? ~サウナ設置で、集客や売上アップに効果~
2026.02.28
ハルビア サウナディーラー 福岡中央です。2000年代から続くサウナブームを受け、「サウナ― (サウナ愛好者)」を取り込もうとして既存の施設にサウナを追加する事例が増えています。
サウナを追加すれば、果たして売上は本当に増えるのでしょうか? 数字や事例を基に「サウナをつける価値 (効果)」についてまとめました。

サウナ― (サウナ愛好者) の数は、もはや無視できない
既存施設にサウナを追加したり、施設新設の際に最初からサウナを設置するのは「サウナ― (サウナ愛好者)」を目当てにしているからです。
そうはいっても、サウナ―はそんなに多いのでしょうか? 日本サウナ総研「日本のサウナ実態レポート2025」を参照し、サウナ人口を推計しました。
サウナ愛好者は1,648万人。無視できない一大勢力
「日本のサウナ実態レポート2025」によると、1年間に1回以上サウナに入る人は1,648万人 (2024年の推計値) です。これらの人々は「訪れた施設にサウナがあれば入る」と考えられます。
1,648万人は、「日本国民の7人に1人」に相当します。政府統計局による「15歳未満の子供の数」(2025年4月1日時点) が1,366万人ですから、サウナ―人口はこども (中学生以下) より多いといえます。
「こども専門」のビジネスはいくつかあります。子供服業界 (幼児~小中学生)、ランドセル、子供の習い事、保育園・幼稚園などがありますが、これらの業界の顧客数よりもサウナ―は多いのです。
( 放っておくのはもったいないですよね! )
外国人観光客はサウナ好き
今や外国人観光客は年間で4,000万人を超えています。北欧など「日常的にサウナに入る国」からの観光客はごく一部ですが、それ以外の国からの観光客も「非日常 (サウナ)」に魅力を感じています。
インバウンド客に対して、サウナがあることで「特別な時間を過ごせる施設」という特徴をアピールすることができます。

サウナ導入の効果
「サウナがあるホテル、サウナが無いホテル」「サウナも楽しめるレジャー施設、サウナは無いレジャー施設」を比べた場合、どのような違いが考えられるでしょうか?
3つの視点で検討しました。
サウナ好きは「サウナがある施設」を優先する
サウナ愛好者 (サウナ―) は、同じような施設 (例えばホテル) があればサウナ付の方を選びます。
「同じ種類の施設で迷ったら、サウナがある方にする」というサウナ―は国内1,648万人、外国人観光客は536万人と考えられます。
(「日本のサウナ実態レポート2025」からわかる日本人のサウナ―率を、外国人観光客にもあてはめた推計値 )
合計すると2,184万人が「同じタイプの施設なら、サウナ付にする」と考えるといえます。
これだけでも十分に「サウナを設置すると売上アップに繋がる」といえるでしょう。
サウナを「オプション」と捉え、単価アップを目指せる
これは主に宿泊施設の話ですが、客室の一部を「サウナ付き特別室」に改装し、その客室に特別料金を設定することで単価アップを計ることができます。
いくらサウナ愛好者が「国内1,648万人・海外より536万人」といっても、割合ではたった13.3% (約7人に1人)。全員ではありません。
ホテルの全室をサウナ付にして値上げしたら、非サウナ―が反発してしまいますが、一部の部屋のみサウナ付き特別室に改装して「サウナ付客室はオプション (特別料金)」とすることで
● サウナ―と非サウナ―、両方に対応
● サウナ付き特別室による単価アップ (+ 利益増加)
をはかることができます。
レジャー施設は、サウナを併設することで滞在時間を長くできる
スーパー銭湯などの温浴施設、またはその他のレジャー施設の話ですが、サウナをつけることで来場客の滞在時間を長くできます。
(来場客が施設に長く滞在するほど、体験・飲食・物販などでお金を消費するチャンスが増えて売上が増加するのはご想像のとおりです)
サウナ (スパ) があることで滞在時間増加
1つの単独の施設ではなく、地域全体というくくりでの事例ですが、
神奈川県の江ノ島に「エノスパ」という温浴施設があることでエリア全体の滞在時間が長くなる効果が認められています。
単独の施設では、千葉県の農園リゾート「THE FARM」がサウナを設置したことで、来場者の滞在時間を伸ばして消費額が増えた例が報告されています。

サウナ導入、思ったより負担は軽い
ここまで読まれた方は、「サウナ導入は施設の価値を高め、売上や利益の増加に効果がある」とご理解されたと思います。
とはいっても、サウナ導入は大変だと考えて二の足を踏んでいる施設も多いです。
サウナ導入までの流れや注意点をまとめました。
思ったより負担は軽い
サウナ導入を考えたものの検討中のまま止まっている施設の多くは、下のようなことを心配しています。
● 運転費用 (電気代) が高そう
● メンテナンスが大変そう
● (宿泊施設) 客室を改装して設置すると、長期間閉鎖しないといけないのでは?
サウナの規模により違いますが、電気代は想像よりも遥かに安いです。利用料を適切に設定すれば赤字になることはまずありません。
メンテナンスですが、通常の施設の清掃とほぼ同じです。
宿泊施設において客室にサウナを設置する日数ですが、据え置き型 (サウナボックス) は数日で終わります。
ここは注意!
● 行政との協議が必要になる場合が多い
サウナメーカーや工務店のサポートがあるため難しくはありませんが、「思い立ったらすぐに設置」というわけにはいきません。
● サウナが苦手な人への対応
宿泊施設で「全室にサウナを設置 (そして値上げ)」という形を採ると、サウナ愛好者でない人にとっては「不要な設備がついたため、値上げになった」と思えてしまいます。
この場合は非サウナーの方が反発しないよう、サウナ設置は一部の部屋に留めると良いと思われます。

まとめ
宿泊施設、レジャー施設、商業施設などにサウナを導入することで施設の価値が高まり、集客面や売上アップ (顧客1人あたりの単価アップ) に貢献します。
そうはいっても、サウナを導入するには「どんなサウナにするか? (サウナ周囲の動線も含めた設計)」「安全面の施策、行政との調整」などが必要です。専門家に相談しないことにはうまく進みません。
サウナを導入しようと検討される場合は、サウナメーカーに相談するのが一番です。
「ハルビア サウナディーラー 福岡」はヒーター・サウナルームの販売、取付はもちろん、内装工事などゼロからサウナ空間の設計・施工もご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。